プログラミング経験ゼロの僕が、AI(Claude)と1日でブラウザゲームを作れた話
「頭の中にあるゲームを、自分の手で動かしてみたい」
そう思ったとき、僕のプログラミング経験はまったくのゼロでした。広告代理店で「どうしたら人に伝わるか」を考える仕事はしてきたものの、コードは一行も書いたことがありません。
それでも、AIの Claude に相談しながら進めたら、1日で、実際に遊べるゲームができあがりました。
この記事では、AIと一緒にゲームを作ってみてわかった「できること」と「つまずくところ」、そして「AIには出せないもの」を、正直に書いていきます。
きっかけは、ただゲームが好きだったから
副業として何か始めたい、という気持ちもありました。でも一番の理由は、シンプルにゲームが好きだったからです。
遊ぶのは好き。「こんなゲームがあったら楽しいのに」という空想もある。でも、作り方はわからない。そんな状態で、ダメもとでAIに相談してみたのが始まりでした。
作ったゲーム
今、kakapo studio では3つのゲームを公開しています。どれもブラウザで、インストールなしですぐに遊べます。
AIとの作り方:「作って」ではなく「相談する」
僕がやったのは、頭の中にあるゲームを言葉にして、「これをどうやったら実現できる?」と Claude に相談することでした。
どんな遊び方にしたいか。何が起きたら楽しいか。どんなキャラクターが出てくるか。そういうイメージを伝えると、Claude が実現の方法を考えて、コードを書いてくれます。
役割分担は、こんな感じです。
- 僕:ゲームのアイデア、「ここをこうしたい」という細かい修正
- Claude:実現の方法を考えること、コードを書くこと
一番うれしかった瞬間
頭の中にしかなかった空想が、画面の中で動いた瞬間です。
ボールが跳ね返る。カカポが動く。自分が考えたものが、ちゃんと「遊べるもの」になっている。この感動は、作ってみないとわからないものでした。
友人や同僚に遊んでもらったときも、「今はAIでこんなのができるのか」と、素直に驚いてもらえました。
つまずいたところ:少し直したいだけなのに、全体が壊れる
もちろん、全部が順調だったわけではありません。一番苦労したのは、細かい部分を修正しようとしたときに、ゲーム全体が壊れてしまうことでした。
「ボールの速さを少しだけ変えたい」「この色だけ変えたい」。そんな小さな修正のつもりが、別の部分まで動かなくなってしまう。初心者あるあるだと思います。
AIを使えば、初心者でも「作る」ことはできます。
でも、修正したり、機能を足したりする段階になると、仕組みを理解していないと苦労します。これが、実際にやってみて一番の学びでした。
これから始める人へのおすすめ
この経験から、これからAIでゲームを作る人には、次のことをおすすめしたいです。
- 一度に頼む修正は1つだけにする:何が原因で壊れたのか、わかりやすくなります
- 動いたら、その状態を保存しておく:壊れても、動いていた状態に戻せます
- 「なぜこう書いたの?」とAIに聞く:仕組みが少しずつわかってきて、自分で直せる部分が増えていきます
AIには出せないもの
AIと一緒に作ってみて、強く感じたことがあります。それは、「何を作るか」はAIにはなかなか出せないということです。
自分の実体験。「これがあったら楽しい」「こんなのがあったらいいな」という気持ち。そういう原体験から生まれるアイデアは、自分の中にしかありません。
コードを書くのはAIが助けてくれます。でも、ゲームの「楽しさの芯」を決めるのは、作る人自身です。だからこそ、プログラミング経験がなくても、ゲームが好きな人には作る価値があると思います。
独学(AI)とスクール、どっちがいい?
僕はスクールには通わず、AIと一緒に作ってきました。「まず動くものを作ってみたい」という人には、AIとの独学はとてもおすすめです。
一方で、先ほど書いたように、修正や機能追加の段階では、仕組みの理解が必要になります。体系的に基礎を学びたい人、仕事にしたい人、つまずいたときに人に質問したい人には、スクールが向いている場面もあると思います。
どちらが自分に合うのか迷ったら、7つの質問に答えるだけのプログラミングの学び方診断を試してみてください。
まとめ
- プログラミング経験ゼロでも、AIに相談すれば1日で遊べるゲームが作れた
- AIには「作って」と丸投げするより、頭の中のイメージを伝えて「相談する」のがコツ
- 修正の段階では、仕組みを理解していないと苦労する
- 「何を作るか」という原体験は、AIには出せない。それが作る人の価値になる
飛べない鳥でも、コツコツ歩けば前に進めます。まずは、頭の中のゲームをAIに話してみるところから始めてみてください。