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学び

プログラミングを安く学ぶ方法|教育訓練給付金とリスキリング支援で受講料が最大80%戻るしくみ

プログラミングを安く学ぶ方法|教育訓練給付金とリスキリング支援で受講料が最大80%戻るしくみ

※この記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

プログラミングスクールに通いたいけど、数十万円の受講料が高くて迷っている。そんな人にぜひ知ってほしいのが、受講料の一部が戻ってくる国の制度です。

この記事では、プログラミングやWeb系の講座で使える2つの制度を、厚生労働省と経済産業省の公式情報をもとにまとめます。

この記事の前提

僕自身は、まだこれらの制度を使ったことはありません。内容は2026年10月時点の公式サイトの情報をもとにまとめています。制度は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトや窓口で確認してください。

結論:2つの制度のちがい

教育訓練給付制度リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
運営厚生労働省(ハローワーク)経済産業省
対象になる人雇用保険に一定期間加入している人(離職して1年以内の人も)在職中で、会社を変える転職を目指している人
戻ってくる割合講座の種類によって 20%〜最大80%最大70%(講座の修了で1/2、転職して1年続けばさらに1/5)
上限額講座の種類によって 10万円〜年間64万円合計56万円(40万円+16万円)
しくみ受講したあと、自分で申請して給付金を受け取る参加している事業者経由で、受講料の負担が軽くなる
向いている人スキルアップしたい人全般(転職しない人も)キャリア相談から転職までまとめて支援を受けたい人

1. 教育訓練給付制度(厚生労働省)

雇用保険に入っている人が、国が指定した講座を受けると、受講料の一部がハローワークから戻ってくる制度です。講座は3つの種類に分かれていて、戻ってくる割合がちがいます。

講座の種類ともらえる額

講座の種類基本条件を満たすと
専門実践教育訓練受講料の50%(年間上限40万円)資格を取って修了後1年以内に就職すると70%(年間上限56万円)。さらに賃金が受講前より5%以上上がると80%(年間上限64万円)
特定一般教育訓練受講料の40%(上限20万円)資格を取って修了後1年以内に就職すると50%(上限25万円)
一般教育訓練受講料の20%(上限10万円)—

※専門実践・特定一般の「条件を満たすと」の部分は、2024年(令和6年)10月以降に始まる講座から適用されています。

対象になる人

  • 受講を始める日に、雇用保険に入っていた期間が3年以上あること
  • はじめて教育訓練給付を受ける人は、1年以上でOK
  • 会社をやめた人は、やめてから受講開始日までが1年以内であること(加入期間の条件は上と同じ)

気をつけたい手続き

  • 専門実践・特定一般は、受講を始める前の手続きが必要です。訓練対応キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングを受けて「ジョブ・カード」をもらい、受講開始日の2週間前までにハローワークで手続きをします
  • 申請には期限があります。特定一般・一般は、修了した日の翌日から1か月以内。専門実践は、受講開始から6か月ごとに申請します

「申し込んでから知った」では間に合わないことがあるので、スクールを決める前に確認しておきましょう。

対象の講座の探し方

厚生労働省の教育訓練講座検索システムで、対象の講座を探せます。気になるスクールがあれば、無料カウンセリングで「この講座は給付金の対象か」「どの種類か」を聞くのも確実です。

2. リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(経済産業省)

在職中の人が、キャリア相談 → 講座の受講 → 転職支援までを、国に選ばれた事業者からまとめて受けられる事業です。

もらえる額

  • 講座を修了すると:受講料(税別)の1/2相当(上限40万円)
  • 講座のあと実際に転職して、1年間続けて働くと:さらに受講料の1/5相当(上限16万円)
  • 合わせて最大7割(上限56万円)
  • キャリア相談と転職支援は無料

このお金は、受講する本人ではなく事業者に支払われ、その分だけ受講料の負担が軽くなるしくみです。実際にいくら安くなるかは事業者ごとにちがうので、申し込む前に事業者に確認しましょう。

対象になる人と注意点

  • サービスに登録するときと、最初のキャリア相談のときに在職中であること
  • 会社を変える転職を目指していること(今の会社でスキルアップしたいだけなら、教育訓練給付のほうが合います)
  • 追加の1/5は、事業の中で紹介された会社などへの転職が対象です。自分で見つけた会社への転職が対象になるかは、事業者に確認しましょう

参加している事業者や講座は、事業の公式サイトから探せます。プログラミングやWebデザインなど、デジタル分野の講座も多くあります。

どっちを使えばいい?

  • 今の会社にいながらスキルアップしたい → 教育訓練給付制度
  • 学んでから、IT・Web業界などに転職したい → リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業も候補に。キャリア相談や転職支援まで無料で受けられる
  • 雇用保険の加入期間が足りない(目安:はじめてなら1年未満) → 教育訓練給付は使えないので、リスキリング事業の条件を確認

2つの制度を同じ講座で一緒に使えるかどうかなど、細かい条件は講座や事業者によって変わります。最終的には、スクールの無料カウンセリングや、ハローワーク・事業者に確認するのが確実です。

無料カウンセリングで聞いておきたいこと

  • この講座は、教育訓練給付やリスキリング支援の対象か
  • 対象なら、どの種類で、実際にいくら戻ってくるのか(または安くなるのか)
  • 給付を受けるための手続きを手伝ってくれるか(キャリアコンサルティングの案内など)
  • 給付金をもらう前に、いったん全額を払う必要があるか

スクールの選び方は、独学とスクールの比較記事にもまとめています。

まとめ

  • プログラミングなどの講座は、国の制度で受講料の一部が戻ってくることがある
  • 教育訓練給付制度:雇用保険の加入期間が条件。20%〜最大80%。専門実践・特定一般は受講前の手続きが必要
  • リスキリング支援事業:在職中で転職を目指す人向け。最大7割。キャリア相談と転職支援は無料
  • 対象かどうか・いくら戻るかは、申し込む前にスクールや窓口で確認する

参考にした公式情報